秋も深まる里山にて、みどりチャレンジャーズ実行委員会企画のワークショップ第3弾が開催されました!
少し雨雲もあり、お天気がもつかが心配されましたが…なんとか持ちこたえ、最後までプログラムを実施できました。
家族連れが集まり、にぎやかな雰囲気の中、ワークショップがスタート
今回もそろそろ木々も色づき始めた大谷里山農園が舞台です。
まずは、今回の蜂の巣箱づくりの講師としてお招きした石森佳子先生と共に里山を散策。さまざまな植物や生き物を探索して、その命が育まれる環境について知りました。
最初に蔵の軒下にある蜂の巣箱を見学。一つは前回作ったような大きな壇状の巣箱。
すでにミツバチがたくさん飛んでいます。
ミツバチたちは自分たちに危険を感じなければ刺して来ないのだと説明を受けると、参加者のお子さんたちは、抵抗なく巣箱をのぞきこんだりしていました。
もう一つ見学したのは、今日作る予定の小さな筒状の巣箱。早くも利用者さんが入っているのも発見!
いよいよ巣箱づくりワークショップに挑戦!
散策を終えた一同はテントの中で、ドロバチやハキリバチなど小さな蜂が筒の中でどのように営巣し産卵するのか、石森先生と会員の小野さんからお話を聞いて、いよいよ巣箱づくりがスタート!
細い筒を箱の中に詰めて行って、みなさん思い思いの巣を作りました。
材料は紙製ストローやササなどなど。100均で買える箱に詰めるだけなので、また自宅でも作れそうです。
溜め池で小魚やザリガニ釣りにチャレンジ…釣れるかな?
溜め池では、在来種の生息地を奪ってしまうザリガニ等の外来種の生きものを釣ってみよう、ということで釣りに挑戦!
今回はザリガニはあまり釣れませんでしたが、クチボソ等の小魚は釣れました。
同時進行で、水の中のミジンコなどの観察体験も。講師の忍足先生が今回も楽しい観察方法をレクチャーしてくれました。
焼き芋と里山ごはんを味わってから、サツマイモの収穫体験にゴー!
サツマイモの苗がどのように出ていて、どこを掘ればいいのか?
会員の大谷さん、斉藤さんからご説明いただいた後は、いざ芋堀り!1つの苗にいくつ付いているかな?!
蜂や昆虫などの生きものたちの生態を知り、その巣を作ってみることで産卵などの営みをお手伝いし、新たな受粉を促すことで、サツマイモ等の農産物にも恵まれる、そんなストーリーを描いたワークショップ、皆さんにお伝えできていれば幸いです!