どんな組織?

 町田市内の公園、緑地、里山、農地などのさまざまな“みどり“を活用していくため、事業者、NPO法人、農業者、公園指定管理者、町田市などが連携して設立した任意団体です。みどりを活用することで暮らしが豊かになり、みどりが良好に保たれる。そんな、人もみどりもよろこぶまちの実現を目指して、産学官民の仲間を募集しながら連携して取り組みを進めます。

どんなことをするの?

 みどりを活用してやりたいことの実現や困りごとの解決に向けて、まずは特に多様なみどりがある忠生・北部地域をモデルとして取り組みを実践します。会員で活動内容を提案・検討し、活動ごとに実行委員会を立ち上げて進めます。モデル地域での実績やノウハウを、市内各地のみどりでの活動展開や連携拡大につなげていきます。

設立の経緯は?

 みどりの活用とそのための体制について、2021年から産学官民による意見交換を重ねてきました。2022年夏には、連携による試行として、公園を活用しマルシェと自然体験を楽しむ企画を実施しました。連携してみどりの活用促進に取り組んでいくため、意見交換に参加した方々が中心となり、2023年4月にこの組織を設立しました。

活動の目的

 町田市には、丘陵地のまとまりあるみどりや各所に点在する農地や公園・緑地など、多様なみどりが存在します。特に忠生・北部地域には、鶴見川の源流域の貴重な自然環境や里山の原風景を残す丘陵をはじめ、農地や公園・緑地など、まだ使われていないみどりが多く存在します。まとまった住宅地と近接して豊かで多様なみどりが存在するこの地域では、今後、みどりを活かした暮らしやまちづくりを進めることが期待されています。

 そこで、本会では、まずは忠生・北部地域を活動実践のモデル地域として位置づけて取組を推進することで、みどりを活用する取り組みを市内全体にも波及させていくことを目指します。

活動事例の紹介


地域に埋もれた自然の豊かな公園の魅力をもっと地元の方に知ってもらおうと、「ずしまちいち」と題したイベントを実施しました。

ずしまちいち2023

 2023年7月に開催した「ずしまちいち2023」は、図師日影坂下公園を会場として活用。2022年7月の施行開催に引きつづき、地元の農家さんや近隣の施設から等のマルシェ出店のほか、さまざまなキッチンカーや自然体験を提供する各メンバーからのブース出展でとてもにぎやかなイベントとなりました。2023年度は、近隣の大賀ぐうし館で例年催される「蓮まつり」との連携を図り、本会場と蓮の田んぼ、大賀ぐうし館を結ぶ巡回カーを配置。大人から子どもまで延べ600人弱の来場者に恵まれました。

 豊かなみどりの中での体験、美味しい地元の「食」、人と人とのふれあいを通して、普段はあまり知られていない公園の魅力を、たくさんの市民の皆さんに知って頂くことができました。

さらに詳細を知りたい方は

 下記より詳細な資料をダウンロードいただけます。

会員になるには

お問い合わせフォームに、ご希望の会員種(正会員・準会員)、個人/団体、代表者名、連絡先、現在の活動内容などご記入の上、送信してください。追って詳細をご連絡の上、申し込み書等をお送り致します。