4回目となるチャレンジャーズ実行委員会の里山体験ファミリーワークショップ。今回も素晴らしいお天気に恵まれ、大谷里山農園にて4月27日(日)に実施しました。
午前中はミツバチの生態や現在おかれている状況を学んだり、水の中の微生物を顕微鏡などで観察することで生物の多様性の大切さを知るワークショップ。午後はタケノコ掘りやカブトムシの幼虫を見つける楽しみも。大人も子どもも自然をたっぷり体験できる1日となりました。
参加者は15組、50人近い親子が集まって開会式が行われたあとは、半分にグループを分けて、午前中は山野草の専門家である石森佳子先生から草花とハチの関係、そして、ハチの生態や問題についてお話いただきました。
二ホンミツバチが減るとどのような問題が起こる?ハナバチって?わかりやすい資料と説明に皆さんグイグイと吸い寄せられました。上の写真はツツハナバチ等がやってくるビーハウス。置いた翌日にはハチたちで満員御礼になったそうです。
忍足和彦先生からは水の中のミジンコなどの微生物について顕微鏡観察を交えたお話をいただきました。
目の前にある農園内の池での分布としては、まだ少し季節が早いそうですが、持って来て下さった瓶の中や顕微鏡にはイキイキと動き回るミジンコの姿が。子どもたちはその不思議な姿をモニターを食い入るように見入っていました。
午後はいざ!タケノコ掘りへ。少し離れた山林へ歩いて、歩いて、たどり着いた先はまさに竹取物語のような竹林。家族ごとにお目当てのタケノコを探し出し、力いっぱい掘り起こしました。今年はタケノコのウラ年で数が少ないとのことでしたが、皆さん無事に収穫できました!
最後はカブトムシの幼虫さがし。子どもたちが群がって土にどんどん手を入れていく様子が新鮮でした!
終わった後は池で遊ぶ子供たちも。これが里山ならではの遊び方ですね。今回注文した里山ごはんもとても彩り鮮やかで美味しかったと好評でした!
暑かったものの、里山の自然と多様な生き物を見て学んで、手に取って、体験尽くしの1日になりました。