去る2024年10月20日(日)、まちだみどり活用ネットワーク初のシンポジウム『まちだのみどりを活かし、みどりと暮らす』が町田市健康福祉会館にて開催されました!
当日は町田市内外からたくさんの方々にお越しいただき、澁澤寿一氏を中心に会は和やかな雰囲気の中、催されました。
代表の河合氏からの挨拶の後は、澁澤寿一氏の基調講演『人は自然の一部である』についてのお話がスタート。
やわらかな口調ながら、人を惹きつける内容に来場者の皆さん、集中して聞き入っていました。
江戸時代の人々から今、私たちが何を受け継いでいくべきなのか、今現在の日本社会の在り方について考えさせられる内容でした。
第2部 5人のパネリストたちのトークセッション
後半は、今回の2つ目の目玉となる、5人のパネリストたちのトークセッション。
町田市内外の自然を活かしながら活躍中の皆さんの活動について、さまざまな取り組みなどを交えてお話いただきました。
芹が谷公園の自然のポテンシャルの高さや、
その中でたくましく遊ぶ子供たち姿が大変印象的でした。活動を継続して来られたスタッフの方々のご苦労や工夫についても、色々想像を巡らせる所となりました。
運営・管理を行う長池公園(八王子市)が担う役割について、地域における基調な自然環境の維持や市民のコミュニティ形成などについてご紹介。身近な公園との付き合い方について考えるきっかけになりました。
“たがやす”スタートのきっかけや、都市農業に関わる皆さんの現状、取り組んでいる援農についてご紹介。地元産の野菜の大切さについて、改めて考えさせられました。
主催する“まちやま”での子供たちとの自然の中での活動についてご紹介頂きました。豊かな体験を通して多くのことを学ぶ子供たちをもっと増やしたい!という思いにかられました。
里山の豊かな自然が溢れる小野路地区に溶け込んだ訪問看護ステーションとカフェを運営し、介護や医療について身近に相談できる場づくりを行う、という目から鱗の取り組みに皆さん興味津々でした!
第2部 後半パネルディスカッション
後半は5人の皆さんに登壇頂き、それぞれの活動から見える課題や今後のみどりを活用した取り組みについて、アイディアを出し合いました。
豊かな自然が溢れる町田市内の里山を“シェア里山”として貸し出して、活動の幅を広げては?など奇想天外なアイディアも飛び出しました!
会場の後方には、まちだみどり活用ネットワークや登壇者の皆さんの団体紹介などの紹介コーナーを設置。
資料が盛りだくさんになりましたが、皆さんたくさん持って帰っていただきました!
また、会終了後には歓談タイムとして、少し登壇者の皆さんに残っていただき、来場者の方々から個人的なご質問などをお寄せいただき、会場がさらに賑わいました。
今後、皆さんのご協力をいただき、新たなワークショップも予定しております。
(サイト上でも紹介予定)ぜひご期待ください!
補足…シンポジウムもまた実施を!というお声が来場者アンケートや登壇者の皆さんからもありました。また企画ができればと思います!