「こどもと一緒に、まちだの植物図鑑を作ろう!」が、8月3日(日)実施されました。
当日は、会場となった町田市芹ケ谷公園ひだまり荘の2部屋に6組16名の家族連れが集まり、和やかな雰囲気の中ワークショップが開催されました。
遠峯さんからはじまりのごあいさつと、今日の流れについて説明が行われました。
集まった子供たちは未就学児から小学生低学年のお子さんたち。お父さん、お母さんも一緒に真剣に説明を聞いて下さいました。
ワークショップはまず、屋外の植物観察や採集を行ったのち、部屋に戻ってそれをスケッチしたり、標本づくりをする、というもの。
事務局からは、触るとかぶれるものや、毒のあるものなど注意事項もお伝えしました。話が終わったら、いざ森へ!
芹ケ谷公園は自然が豊かなため、いろいろな植物に出逢えます。
とげとげ頭が個性的なイノコヅチや、葉の形がユニークなヒメコウゾ、緑のネックレスのようなヤマノイモなどなど…
草本類や実生苗だけでなく、セミの抜け殻やクワガタたちとも出くわし、うっかり脱線しそうになりましたが、、皆さん気になる植物を1人5つずつ採集してきました。
暑い中でしたが、植物を採集してきた3グループの家族。涼しい室内で今度は、皆さん思い思いの草花を標本にします。
台紙に茎や葉をテープで貼り付けたら、図鑑などで名前や特徴を調べて…観察カードに書き込んで行きました。
採集してきた植物を台紙につぎつぎ置いて行き…
シールで固定します。大人は図鑑などで名前などを調べて…
観察カードに書き入れます。
小さなお子さんは覚えたての字を頑張って書いていました!
繊細な茎や葉は切れないように、気を付けて貼っていました
お子さんたちも一生懸命、シールを貼ってくれていました
台紙に観察カードを固定したら完成!
標本づくりが終わったら、どのような植物を調べたのか、子供たちに発表してもらいました。皆さん少し恥ずかしそうではありましたが、どこに生えていたか?どのようなようすだったの?かなど質問に応えてくれました。
この標本は皆さんにお持ち帰りいただきましたが、その前にスキャンをしてデータを残したものを、下記日程で展示予定です。ぜひ見にいらしてください!
■展示場所:芹が谷公園 ひだまり荘 ツバキ・サザンカの間
■展示期間:8月25日(月)午後から9月16日(火)まで
<実施の経緯について>
このワークショップを実施した会員の遠峯さんは、ご自身の子育ての日々などから、日頃から目にする身近な植物について調べて学べるワークショップをやってみたい、という思いをこれまでお仲間と温めてきたそうです。
ただ、何をどのようにしたら実現できるのかわからない、といった思いから、今回、当ネットワークへのご入会いただいたそうです。
事務局としては、その思いを「ぜひ形にして欲しい」という思いから、集客手段や会場の手配、備品の準備などをお手伝いさせていただき、実施までをサポート。一緒にこの日を迎えることができました。
今後、続編なども検討して行く予定ですので、その際にはホームページ上やLINE公式アカウント、SNS等でお知らせします!
まちだみどり活用ネットワークは町田市との協働関係を築きながら、みどりをキーワードに市民とみどりを結ぶプラットフォームとして、皆さんの「やってみたい」をさまざまな方法で応援しています!