昨年10月20日に開催したシンポジウムの続編として、2回の連続ワークショップを企画。
第1回目「“場”づくりと“みどりの活用”を考える」と題したワークショップを、去る1月13日(月・祝)実施しました。
当日は会場となったヨリドコ小野路宿の木の温もり溢れる集会場に、シンポジウムの参加者の方をはじめ、自然や環境、農などに関心を持つ参加者の皆さん26名が集まりました。
今回は町田市内で活躍されている3名の方々からの話題提供でスタート。
渡邊恒雄 氏(あした農場)、増田久美子氏(まちだ里のマルシェ)、
藤井雅巳 氏(ヨリドコ小野路宿、まちだ丘の上病院、一般財団法人ひふみ会)など
それぞれのユニークな取り組みに皆さん興味深く耳を傾けた後は、
3グループに分かれてワールドカフェスタイルのワークショップを実施。皆さん思い思いの感想や「やってみたいこと」を模造紙に書き入れました。
会場が出席者で埋まったところで、まず事務局メンバーから、まちだみどり活用ネットワークについてお話させて頂きました。
ヨリドコ小野路宿がどのような「場」であるのか、施設長さんからの説明にも皆さん真剣に聞き入っていました。
まずは、A4用紙を4等分にしたら、自分の名前や所属、在住の地域、おすすめスポットを書いて発表して頂きました。
とはいえ、まだ皆さん少し硬い雰囲気で、緊張の面持ち…。
少しずつご自身の地域の良い所などを紹介していくと、笑いもあり、場が和らいで行きました。
増田氏からは「まちだ里のマルシェ」を始めたきっかけやまちだのビールづくりプロジェクトについてお話頂きました。地域の美味しいものを地域の人に食べて頂きたい、という熱い思いが伝わります。
渡邊氏からは、町田市の斡旋で借りた農場の様子をはじめ、農業に飛び込んでからの様々なエピソード、現在の課題なども聞くことができました
藤井氏からは、ヨリドコ小野路宿が地域の方々が気軽に足を向けてくれる拠り所であり、介護や医療を身近に感じて欲しいという思いが語られました。
後半は、模造紙が3つのテーブルに配られました。「ここに何するの?」からのスタートですが、皆さんまずは3名の話題提供者からの取り組みについて、思い思いの感想を述べたり、書いたり。
「自分がやってみたいこと」を書いてみたり。
グループによって沢山書いている所と遠慮がちに書いている所、色々個性が出ていて、おもしろいことも起こりそうな様子を感じました。
最後が一番にぎやかな雰囲気になり、
あれ?もう終わり?と、あっという間に時が過ぎた一日となりました。